2014年12月25日木曜日

毎日がクリスマスなら。


クリスマス・アルバムの名盤4枚を挙げるなら、ビーチボーイズ、エルヴィス、
ベンチャーズ、フィル・スペクターと萩原健太氏(たぶん)が書いていた。
同感である。フィルス・ペクターは持っていないけど。

エルヴィスの「毎日がクリスマスなら」は我が家では定番のアルバムだ。
ポップアップはエルヴィスの豪邸グレースランドを再現したもの。






今年はちょっとびっくりするものを発見した。
エルヴィスがBlue Christmasをデュエットしている映像だ。





エルヴィスがライブに復帰するきっかけとなった伝説の1968年のTVショー、
「カムバック・スペシャル」(視聴率は32%)でのシットダウン・ショーと
呼ばれるシーンだ。
エルヴィスがお馴染みのスコッティ・ムーア、DJ ・フォンタナと一緒に顔を
突き合わせくつろいだ雰囲気で演奏する、アンプラグドの先駆けとも言える
ようなセッションである。

しかし女性シンガーが一緒に歌うシーンは見たことがない。
今まで未発表のアウトテイクか?


と思ったら、CGによる合成だそうだ。
カントリーのシンガーソングライター、マルティナ・マクブライドがあたかも
セットに登場する演出はみごと!
映像処理もオーディオ的にもぜんぜん違和感ない。

何でもできちゃう時代なんですね。
天国のエルヴィスからの嬉しいクリスマス・プレゼントでした。


※「Christmas Duet」というCD(2008年)にもこの曲が収録されている。
エルヴィスの残したボーカルに女性カントリー歌手10人がボーカルと新たな
演奏を加えミックスしたもの。
http://www.amazon.com/Elvis-Presley-Christmas-Duets/dp/B001EPJTMK

亡き父ナット・キング・コールの録音にナタリー・コールが新たに歌声を
入れ共演を果たした「Unforgettable」もよかったけどね。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    私もフィルスペクター以外の3枚は持っているんですが、
    ビーチボーイズはあまり聞いた事が無いような....
    あまりに夏のイメージが強いせいだと思います。

    アルバムではペリー・コモのアルバムが好きなのと、あとはアルバムではなく
    曲単位になってしまいます。

    ジャクソンファイブの「ママがサンタにキスをした」が好きなんですが、
    あと猛烈に好きなのがカーニー&ウェンディの「ヘイ・サンタ」です。
    この曲を聞いた時には私好みのアレンジと演奏で本当に
    ハマってしまいました。
    今も聞きながら書いてます。

    あとアルバムで、ナタリー・コールやアン・マレーなども好きですね。

    クリスマスにはもう興味がありませんが、
    何故か街の飾り付けや音楽が好きなんですね。

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    1. >proviaさん

      ビーチボーイズとベンチャーズのクリスマスアルバムはジャケット
      ジャケットも秀逸ですよね。
      ビーチボーイズのは確か1964年でサーフロック色が強かったから、
      夏のイメージかもしれませんね。
      僕も今年は聴きませんでした。

      カーニー&ウェンディはウィルソン・フィリップスの二人ですね。
      Winter WonderlandとHey Santa!をYouTubeで試聴しました。
      三声とはまた違った良さがありますね。
      この人たち最近は活動してないのかな。

      ジャクソンファイブの「ママがサンタに」は学生時代にバイト先の
      店頭でクリスマス期に何度も繰り返し流れていて辟易した思い出が
      あります。

      次の投稿では僕のクリスマスCDベスト5を紹介する予定です。
      世の中のクリスマスが終わってもしばらくクリスマスの音楽を聴く
      のが好きなんです。
      イブの夕飯はふつーに和食でしたけど(笑)

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