中学一年の頃、ナンシー・シナトラのHush, hush, little baby, don't you cry
というドスの利いた歌声がラジオから流れていた。
その曲「Drummer Man」を最後にナンシーはヒットチャートから消える。
僕がナンシー・シナトラを好きになったのは10年ほど前である。
きっかけはコカコーラの'60年代のラジオCMを集めたCDだった。
1965〜1969年に「Things Go Better with Coke」をテーマにやっていたCM
だが、その顔ぶれが信じられないくらいすごい。
レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、マーヴィンゲイ、シュレルズ、
フィフスディメンション、ジャンとディーン、ビージーズ、バニラファッジ、
トム・ジョーンズ、オーティス・レディング、ニール・ダイアモンド、ルル、
レスリー・ゴーア、グラディス・ナイト&ザ・ヒップス、シュープリームス、
そしてナンシー・シナトラ。
中でもナンシーのふてぶてしい歌い方がすごく素敵だった。
コークが一番、絶対飽きない味、いくらでも飲めちゃう、と絶賛している。
が、ナンシーは1967年にロイヤルクラウン・コーラのテレビCMにも出演して、
RCは私がハマっちゃう唯一の味、と歌っているのだ。
どっちが先だったか分らないけどRCコーラが1967年、コカコーラのCMが
1965〜1969年だからすぐ競合のCMに出ちゃってたことになる。
節操ないなー。
ナンシーのファンもどっちを選んでいいか戸惑ったんじゃないだろうか。
それにしても今見るとゆるーいCMですね(笑)
えっと、耳を疑いました。
返信削除商品名が違うだけで、歌も映像も全く同じ?
それにしても、いろんなことご存じなので、
そちらでもびっくりしています。
>Mary Ppmさん
削除紛らわしかったかもしれませんが、一番上がコカコーラのラジオCM
で二番目と三番目は同じロイヤルクラウン(RC)コーラです。
こんなどうでもいいこと何で知ってるんでしょうね(笑)
何かに好奇心を抱くと派生的に次々いろんなことが分って来るんです。
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