2014年12月11日木曜日

夜明けはいつものうす茶色、始発電車が走ってく。


学生の頃、吉祥寺に住んでいた。

終電に乗り遅れるとタクシーで帰るお金もないから、深夜喫茶でまずいコーヒー
とこれまたまずいロールケーキで始発電車まで時間をつぶしたものだ。

吉田拓郎の「おはよう」を聴くとその頃のことを懐かしく思う。
「うす茶色、始発電車」は中央線のこと。本当はくすんだオレンジ色かな。





夜明けはいつものうす茶色 始発電車が走ってく
今ごろホームでは働きものの酔っぱらいが目覚めてる
光に眉をくすぐられて

おはよう! 死んだふりはやめなさい
おはよう! 生きていくのが下手な男たち

(作曲:吉田拓郎 作詞:岡本おさみ)


この曲は「今はまだ人生を語らず」というアルバムに入っていたのだが、
廃盤のままである。
1曲目の「ペニーレインでバーボン」に差別的表現があるためらしい。

原宿でバイトをしてた頃はペニーレインにもよく行った。 
バーボンを飲むのは隣のライムライト(同じ経営)だったけど。


※写真は当時走っていた101系車両。
(僕は鉄道マニアではないのでよく分らないけどこれには愛着がある)
混色編成http://www.konshoku.com/からお借りしました。感謝です。

※写真をクリックすると「今はまだ人生を語らず」の試聴ページが開きます。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。

    吉田拓郎の事は詳しくないのですが、古いライブアルバムを1枚だけ持ってます。
    1960年代後半(だと思う)にテレビ出演(ヤング720など)した時の音源も
    持ってました。
    シンプルなコード進行で分かり易いメロディだったので好きな曲がありました。
    最近は聴く事もないですが。

    実は私、電車が好きで、一番好きなのが101系、103系といった通勤型でした。
    で「うす茶色の電車」ですが、始発に101系以前の古い電車を走らせていた
    という事はないのか?とふと思いました。
    73系というタイプです。

    まぁでも101系が中央線に投入されたのが1957年ですから、
    拓郎が出て来た時代には旧型車は無かったのかとも思います。

    マニアックな話で失礼致しました。

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  2. >proviaさん

    ライブアルバムは「ともだち」ですかね?
    モノクロの写真のジャケットじゃないですか?
    渋谷ジャンジャンでの録音で僕もこれがきっかけで聴くようになりました。
    弾き語りの上手さとしゃべりの面白さで引き込まれましたね。
    「ともだち2」という2枚組も後から出ましたがいまだにCD化されてません。
    あとは73年のライブ。
    後藤次利、村上秀一、高中正義、松任谷正のバンドサウンドです。
    拓郎ファンに人気の「落陽」の他「ひらひら」「野の仏」などこのアルバム
    でしか聴けないいい曲が入ってます。

    電車のことは疎くて101系も今回調べてみて初めて知ったくらいです。
    冷房車で私鉄に遅れを取っていた国鉄が投入したのが101系のようですね。
    「今はまだ人生を語らず」は1974年ですから既に101系だったはずです。
    僕も73系を見た記憶はないです。
    関東では鶴見線で70年代も73系が走ってたようです。

    そういえば井の頭線も80年代頭まで時々、緑色の芋虫みたいな車両があって
    それは冷房車じゃないので夏は空いてました。
    目蒲線や池上線も芋虫が走ってたと記憶しています。
    床が木だったような。
    そういう車両は国鉄から払い下げだと聞きましたが本当なんですかね?

    最近の車両はみんな無機質な銀色で味気ないですね。
    その方が塗装コストがかからないそうですが。
    同じ銀色でも昔の日比谷線はレトロっぽくてカッコよかったのに。
    目蒲線、池上線という名称も今はないんですよね?つまらないなあ。

    あーお話してるうちになんか僕も鉄道ファンみたいになっちゃいました(笑)
    掘り下げるとけっこう面白そうですね。

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