2015年6月26日金曜日

ブラジャーの上を行く人生。


最近はビートルズの歌が教科書に載ってるという。
「イエスタデイ」だけではなく「レット・イット・ビー」や「オブラディ・
オブラダ」までも。


Obladi Oblada life goes on bra! La la how the life goes on 


ある高校で「オブラディ・オブラダ」を英語のクラスで取り上げた際に先生は
「life goes on bra」を「時はブラジャーの上を流れる」と訳したらしい。 

しかしみんなどういう意味なのか分らない。
一人の生徒が手を挙げ「それは人生、山あり谷ありということではないでしょう
か」と言い、全員で爆笑したとか。
(出典:村上朝日堂はいかにして鍛えらえたか/村上春樹、読者の投稿より)

村上氏は「これは誤訳でかけ声的なblah!じゃないか」と書いている。
「人生は続くよ、イエイ!」みたいな感じだろう。


でもかけ声だとしたら「blah」じゃなくて「brah」だと思うんですよ。

brah → brother(ダチ) 
blah → blah-blah-blah(とかなんとか、ごちゃごちゃごちゃ)

純日本人僕の耳では「r」と「l」の違いが分らないけど。 
英語が堪能な方、どうでしょう?聴いて分ったら、教えてください。





ポール・マッカートニーはインタビューで「braはブラジャー」と答えている。 

でも2回目の「life goes on」の後は「bra」がないよね?→ノーブラ(笑)

ってことは「Obladi,Oblada」と韻を踏ませたかけ声の「brah!」なんけど 
ブラジャーの意味もかけてる、というのが僕の見解です。 


英語圏でもブラジャー説は有力らしい。 
某SNSのビートルズ・コミュでは「オージーたちとカラオケでこの曲を歌った
らみんなbraの所 胸に手を当ててた」という愉快な体験談も出ていた。 


ブラジャーの上を行く人生(山あり谷あり)もシュールでいいかもね(笑) 


ジョンは「オブラディ・オブラダ」が嫌いだった。
デズモンドとモリーのどうでもいい架空のストーリーを歌ったポールらしい
能天気な曲だからだろう。

背景にジョンとポールの関係が悪化していたことも影響している。
この頃ジョンはアンチ・ポールでクラプトン、キースと組んだユニットにも
Dirty Macという名前をつけているくらいだ。

「オブラディ・オブラダ」ではポールの完璧主義のため何度も何度もテイク
を重ねみんな(ジョンだけでなく)うんざりしていた。

苛々したジョンがスタジオに戻って来て「こんな曲、こうしてやる』と叩き
つけるように弾いたピアノがそのままイントロに採用された。

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