2015年1月5日月曜日

トンボという名前の子羊に捧ぐ。


羊年なので一発目は羊ネタから(笑)

ポール・マッカートニー&ウイングスの「Little Lamb Dragonfly」という曲。
1973年発表のアルバム「Red Rose Speedway」の中の一曲だが、ウイングス
結成前のアルバム「Ram」(1971年)のアウトテイクを流用したもの。

エレクトリックギターは「Ram」セッション時のヒュー・マクラッケン。
最初のヴァースはウイングス結成後のデニーレインが歌っている。

地味ながらポールらしい哀愁のある美しい楽曲で、コードの使い方、転調への
持って行き方など実にうまい。
大げさな「My Love」よりこっちの方がずっといいと個人的には思う。



         ↑写真をクリックするとYouTubeで曲が聴けます。


歌詞は当時ポールがスコットランドで飼っていた「トンボ(Dragonfly)」と
いう名前の子羊の死を悼む内容だ。

僕たちが会うことはもうないかもしれない、でもまだ僕は君を慕ってる、君が
いなくて寂しい、僕たちはどこで間違ってしまったんだろう、僕は待ってるよ、
努力すれば道はあると思う、という歌詞は当時こじれていたたジョン・レノン
との関係に思いを託した、とも言われている。

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