あの日のあの曲。お気に入りのアルバム。いろいろな音楽にまつわるエピソードや思い出を、ジャンルを問わず徒然なるままに書きつづります。(ブログのタイトルは故大瀧詠一氏へのトリビュートの意味をこめてつけました)
2015年3月28日土曜日
ビートルズのアルバムで好きなのはどれですか?
という質問をよく耳に、あるいは目にする。
中学生の頃の僕ならこう答えた。
1)アビイ・ロード
2)ヘルプ!
3)ラバー・ソウル
今聞かれたらこう答える。
1)ホワイト・アルバム
2)リボルバー
3)ビートルズ・フォー・セール
でもこれからビートルズを聴きたいという人にはこれを薦めるかな。
1)アビイ・ロード
2)サージェト・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
3)ハード・デイズ・ナイト
以下、私的アルバム評↓
ホワイト・アルバムはビートルズに不和が出始めた頃のアルバム。
一人一人が好き勝手にやってるのだがそのバラけ感がすごくいい。
作り込まれていないシンプルな仕上がりの曲も多く、ビートルズが
スタジオで演奏している生々しさも感じられる。
そして曲によって聴かせてくれるバンドサウンドもカッコイイ。
リボルバーは曲もサウンドも実験的であり斬新なのが魅力。
サージェトが革新的と言われるが一つ前のこの作品の方が勢いがあって
僕は好きだ。
このアルバムから飛躍的に音が良くなった。
ミキシングエンジニアがジェフ・エメリックに変わったことも大きい。
フォー・セールは最も地味なアルバムかもしれない。
中学の頃、友だちと持ち回りでビートルズを買ってたが誰もこのアルバム
を買ってくれず(笑)卒業の前にやっと聴けた。
忙しすぎたビートルズはさすがに自前の曲だけでは追いつかず、R&Rの
カバーで穴埋めしているがこれがまたいいのだ。
彼らの選曲センスとアレンジ力、演奏力の高さに感心する。
アビイ・ロードは文句無しに完成度の高いアルバムと誰もが思うだろう。
ハード・デイズ・ナイトは初期の最高傑作。
特にジョンの作曲力は冴えまくり。アレンジもいい。
ライブ・バンドとしての荒々しさもまだ残っているのも魅力だ。
ヘルプ!はフォークロックのいい曲がいっぱいで好きだった。
ラバー・ソウルは内省的で素敵な曲が多い。
でも左右泣き別れのステレオミックスは残念だ。
サージェト・ペパーズも名盤の誉れが高いけど、個人的には大げさにし
すぎという気もする。
1967年にリアルタイムで聴いた人たちは衝撃的だったんだろうね。
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