2015年3月1日日曜日

アンジー。


アコースティックギター弾きの多くが一度は挑戦してみたいと思う曲。
その一つが「Anji(アンジー)」ではないだろうか。
石川鷹彦、坂崎幸之助のようなプロもレパートリーにしてる名曲だ。


学生の頃サイモン&ガーファンクルの「Anji」を友人に聴かせてもらった。

彼によるとポール・サイモンが旅行中出逢ったジプシーの演奏をアレンジ
しAnjiとタイトルをつけレパートリーにした、とのことだった。

ライナーノーツに書いてあったらしいけど。。。違います(笑)
昔の邦盤の解説なんていいかげんなことばかり。


この曲は英国のギタリスト、デイヴィ・グレアムの曲。
「Anji」は彼のガールフレンドの名前らしい。

もっともポール・サイモンの元ネタはグレアムの演奏ではない。
英国に行った際知り合ったスコットランド出身のフォークシンガー、バート・
ヤンシュに教えてもらったそうだ。

ヤンシュのギター・テクニックは高度かつ独特であり、ジミー・ペイジなど
多くのアーティストに大きな影響を与えている。
(レッドツェッペリンの「Black Mountain Side」はヤンシュの曲
 「Blackwater Side」に触発されている。。。。というかそのまんま?)


では聴き比べてみてください。


↓デイヴィ・グレアムのオリジナル。ゆったりしてます。



↓バート・ヤンシュ版。



↓ポール・サイモン版。(S&Gのアルバム「Sound Of Silence」収録)



↓これはレア!ポール・サイモンが弟のエドと二人で弾いてます。
 演奏より笑っちゃうくらいそっくりなのに見入ってしまいます(笑)



↓ポール・サイモン版を完コピしてる人がいました。拍手!

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