アコースティックギター弾きの多くが一度は挑戦してみたいと思う曲。
その一つが「Anji(アンジー)」ではないだろうか。
石川鷹彦、坂崎幸之助のようなプロもレパートリーにしてる名曲だ。
学生の頃サイモン&ガーファンクルの「Anji」を友人に聴かせてもらった。
彼によるとポール・サイモンが旅行中出逢ったジプシーの演奏をアレンジ
しAnjiとタイトルをつけレパートリーにした、とのことだった。
ライナーノーツに書いてあったらしいけど。。。違います(笑)
昔の邦盤の解説なんていいかげんなことばかり。
この曲は英国のギタリスト、デイヴィ・グレアムの曲。
「Anji」は彼のガールフレンドの名前らしい。
もっともポール・サイモンの元ネタはグレアムの演奏ではない。
英国に行った際知り合ったスコットランド出身のフォークシンガー、バート・
ヤンシュに教えてもらったそうだ。
ヤンシュのギター・テクニックは高度かつ独特であり、ジミー・ペイジなど
多くのアーティストに大きな影響を与えている。
(レッド・ツェッペリンの「Black Mountain Side」はヤンシュの曲
「Blackwater Side」に触発されている。。。。というかそのまんま?)
では聴き比べてみてください。
↓デイヴィ・グレアムのオリジナル。ゆったりしてます。
↓バート・ヤンシュ版。
↓ポール・サイモン版。(S&Gのアルバム「Sound Of Silence」収録)
↓これはレア!ポール・サイモンが弟のエドと二人で弾いてます。
演奏より笑っちゃうくらいそっくりなのに見入ってしまいます(笑)
↓ポール・サイモン版を完コピしてる人がいました。拍手!
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