2016年2月10日水曜日

ギター女子。<海外編>

シェリル・クロウのギターへのこだわりはすごい。
特にテレキャスターはお気に入りのようで何本も所有している。
キャンディーアップル・レッドの他、ブラック、クリーム、スカイブルー、
トリコロール、サンバーストにホワイト・バインディングの1959年カスタム。



アコースティック・ギターはギブソンのドレッドノート派。
Sheryl Crow Signature Country Westernは彼女が所有する1962年製 Country 
Westernをベースに作られたリイシュー・モデル。
発売時はPUがFishmanだったが近年はL.R. Baggsに変更されている。



Sheryl Crow Southern Jumbo Special Editionはトップに希少材のアディロン
ダック・レッド・スプルースを仕様、ワイド・ブレイシングを採用するなど、
ダイナミックな鳴りを実現している。
最新のコンタクト型PU、Trance Audio Amulet Pickup Systemを搭載。
音にこだわるシェリル・クロウならではの設計だ。



シェリル・クロウはベースを弾きながら歌うことも多くこれがまたカッコイイ。
‘70年代のギルド M-85 II、1965年製エピフォン Embassy Deluxe Bass、
1954年製 Kay Pro Bass Model K162、ミュージックマン Stingray Bass。
アメリカ人女性としては小柄なのに大きなベースを抱えても違和感ない。
↑写真をクリックするとシェリル・クロウがベースを弾きながら歌っている
「The First Cut Is The Deepest」が見られます。




次はテイラー・スウィフト。
赤いバンダナ柄にペイントされたレスポールがよく似合う。
マイクまでコーディネイトしてます(笑)




名前のせいかアコースティックはもっぱらテイラー。
木目の美しいコアウッドに他、サンバースト、レッド、スパンコールと何本か
愛用している。エンドースメント契約をしているのだろう。










ノラ・ジョーンズもギター・コレクターのようだ。
よく見かけるのがフェンダー・マスタングのレッド。
ロゴから察するに1965年頃ではないかと思う。



1960年代後半?のジャズマスターも使用している。


ギブソンのSG。これも1960年代後半でPUが1つだけのタイプ。



これはギブソンのES-125 3/4というショートスケールのフルアコ。
ドッグイヤーのP-90を1つ搭載している。1950年代のモデルでレア。
ナチュラル・フィニッシュは初めて見た。
(ES-125 3/4もリイシューが出たら欲しいギターです)




アコースティックはギブソンの1960年代のJ-50。
この写真ではFishmanのレアアースをサウンドホールに付けているが、他に
L.R.Baggs M80を付けている写真もあった。
この他J-45のリシュー、ヴィンテージのハミングバードも愛用している。






4人目、スザンヌ・ヴェガ。テイラーの愛器は514ce。
トップがシダー、バック&サイドがマホガニーで温かく明るい音でよく鳴る。




これはサンタ・クルーズ。OMサイズに見えるがモデル名は不明。
この他マーティンの000-42(たぶんリイシュー)を弾いてる写真もあった。






最後はジャニス・イアン。ずいぶん時が経ったんだなあ、としみじみ思う。
1990年代にサンタ・クルーズから発売されたJanis Ianシグネチャー・モデル。
パーラー・サイズで当初はブラックのみだったが後からナチュラルも出た。
この写真ではブラックを弾きナチュラルの方をサブ・ギターとしている。




Love Is Blindの頃使用していた1900年代のマーティン0-28(左)
ジャニスが弾いてるのは1998年にマーティンが彼女のために作った5サイズ
(3/4サイズ)のプロトタイプ。
右に見えるのがアメリカを代表するギター・ルシアー、ケヴィン・ライアン
がジャニス・イアンのために作ったパーラー・ギター。
お値段は約200万円だそうです(汗)




この他、エミルー・ハリスのGibson J-200、ドリーパートンのMartin 00-21、
ボニー・レイットのGibson ES-175、ジョーン・バエズのMartin 000-42、
ジョニ・ミッチェルのMartin D-28と挙げ出すとキリがないのでこの辺で(笑)

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

「カッコいい」の一言に尽きます!
もっと若ければ、片鱗でも真似したかったかなあ(笑)
まだ、ギターを座って持つことしかできないレベルですから、
こんな動画を見て楽しむしかないですね。

イエロードッグ さんのコメント...

>Mary Ppmさん

男も若い頃はカッコよかったのに、という人はいっぱいいますね。
ニール・ヤングもジェイムス・テイラーもイーグルスも木こりかよ?
という格好でギターを弾いててもすごくサマになってました。
年をとってからもカッコイイと思えるのはやはりクラプトンです。
どんなギターでも着こなしちゃうからうらやましいです。